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【着工中】駅直上の大規模3棟再開発プロジェクト。東棟は2019年に開業済みで、展望施設SHIBUYA SKYを含む商業・オフィス複合施設として稼働中。中央棟・西棟は2027年度の竣工を目指して工事進行中。総延床面積約45万㎡の複合開発となる予定。2028年度の事業完成に向け、東急・JR東日本・東京メトロによる共同事業として進められている。
事業者
東急・JR東日本・東京メトロ
規模
延床 約 27 万㎡ (東棟) / 中央棟・西棟を含め約 45 万㎡
着工予定
2014年6月
完成予定
2028年3月
直近30日の新規公式発表はありません。事業の根拠は出典とタイムラインで確認できます。
渋谷スクランブルスクエア・渋谷駅街区開発が住まい選びにどう関わるかを、一次情報・周辺物件・公的データから読み解きます。
この事業の詳細レポート東急主導の渋谷駅周辺再開発は、駅直結の高層複合ビル群の整備と歩行者動線・駅前広場の抜本的再編を軸に進行中。スクランブルスクエア中央棟西棟は2027年度竣工予定。住まい選びでは周辺マンション相場・通勤利便・工事影響の3軸で確認が必要。
2026/5/1
東急・JR東日本・東京メトロが推進する渋谷駅直上3棟再開発。東棟(SHIBUYA SKY含む)は2019年開業済み。中央棟西棟は2027年度竣工予定で工事が継続中。完成形の用途構成・テナント詳細は今回資料では確認できない。
2026/4/29

は2025年9月22日、「公園通り西地区市街地再開発組合」の設立を認可した。施行地区は約1.4ha、延床約7万㎡(約2万1,170坪)・地下4階地上33階・高さ約140m、総事業費約882億円。2027年度着工・2029年度竣工を目指す。施工は清水建設(住宅等棟)と東急建設(小学校棟)が担う。
2026/6/1
市場分析
・渋谷駅直上で進む東棟(開業済)・中央棟・西棟の3棟一体再開発。 ・東棟は延床約27万㎡、3棟合計で約45万㎡という都心最大級の規模。 ・中央棟・西棟は2027年度竣工予定で、の街の骨格が完成に近づく。
渋谷スクランブルスクエアは、、JR渋谷駅の真上に建つ超高層複合施設群です。事業主体は東急・JR東日本・東京メトロの3社で、いわゆる「渋谷駅街区開発」の中核をなします [1]。
の再開発は2000年代後半から続く一連のプロジェクトの集合体で、渋谷ヒカリエ(2012年)、渋谷ストリーム(2018年)、渋谷フクラス(2019年)、そして渋谷スクランブルスクエア東棟(2019年11月開業)と、駅を取り囲むように順次竣工してきました。その中で渋谷駅街区は「駅の真上」という最も条件が難しい区画であり、線路上空を覆うように段階施工で進められている点が特徴です。
現在の状況を整理すると、東棟(地上47階・高さ約230m、延床約27万㎡)はすでに稼働中で、最上部には展望施設「SHIBUYA SKY」が入ります [1]。一方、中央棟西棟はまだ建設中で、3棟合計の延床は約45万㎡に達する計画です [1]。これは東京ミッドタウンの約56万㎡に迫る規模で、単体の再開発としては都心でもトップクラスにあたります。
地元住民の肌感覚として興味深いのは、「はずっと工事中」という状態がもう15年以上続いていることです。中央棟西棟が2027年度に竣工すれば、ようやく駅直上部分の工事が一段落し、駅は「完成形」に近づく見込みと考えられます。
渋谷スクランブルスクエアは単に「大きなビル」ではなく、3棟が別々のタイミングで竣工し、それぞれ異なる役割を担う構造になっています。
東棟(2019年11月開業)
地上47階・地下7階、高さ約230m、延床面積約27万㎡。オフィス(中層階)、商業施設(低層階)、展望施設SHIBUYA SKY(屋上)という構成で、ランドマークとして定着しました [1]。入居オフィスにはミクシィ、サイバーエージェント関連、DeNAなどIT企業が名を連ね、の「ビットバレー」復権を象徴する存在になっています(入居テナントの詳細な最新情報は記載なし)。
中央棟西棟(2027年度竣工予定)
中央棟西棟は東棟と比べて低層の計画で、詳細な階数・高さは公式発表の範囲で確認できる情報に限られます。駅機能と強く連動し、駅ビルとしての役割、および線路上空人工地盤の整備を担うと位置づけられています [1]。3棟合計で延床約45万㎡なので、中央棟西棟合計で約18万㎡規模と逆算できます。
3棟が揃うことの意味は、単なる床面積の増加ではありません。渋谷駅は「すり鉢状の谷底」という地形的制約があり、JR・東京メトロ・東急・京王と4社の路線が立体交差する有数の複雑なターミナルです。3棟一体で整備することで、ようやく駅の上下移動と東西南北の動線がつながる設計になっていると考えられます。
なお、具体的な竣工日・中央棟西棟の階数・戸数・坪単価といった数値は、現時点の公式公表の範囲では詳細が公開されていない部分が多く、本記事では「記載なし」として扱います。
再開発を語るうえで、事業主体の顔ぶれは重要な手がかりです。渋谷スクランブルスクエアは東急株式会社・東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)の3社共同事業として進められています [1]。
この3社構成は、駅の土地・権利関係そのものを反映しています。駅にはJR山手線・埼京線・湘南新宿ライン(JR東日本)、東急東横線・田園都市線(東急)、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線(東京メトロ)が乗り入れており、駅敷地は3社の権利が重層的に絡み合っています。通常の再開発組合方式ではなく、鉄道事業者が直接事業主体となる「駅直上共同開発」という形は、・などを除くと国内でも例が限られます。
このスキームの強みは、工事期間中も鉄道を止めないための技術的判断を事業者自身が下せる点です。逆に弱みは、意思決定が多層的になりやすく、全体竣工までに長期間を要する点だと考えられます。実際、渋谷駅街区開発は2000年代の構想から数えると20年以上のスパンで進められており、一般的な再開発(構想から完成まで10〜15年)と比べても長丁場です。
住民・投資家視点では、この「鉄道会社主導」という性格は一つの安定要因になります。鉄道インフラの維持と不動産収益が連動する構造のため、短期的な市況で計画が大きく揺らぎにくい傾向があるためです。
共働き世帯にとって
スクランブルスクエアの周辺に住居を検討する層は、おそらく恵比寿・代官山・神泉・松濤方面の住宅エリアを視野に入れることになります。スクランブルスクエア自体は住宅用途を含まない計画ですが、3棟完成後は商業・オフィス機能が集約され、駅から雨に濡れずに買い物・食事・通勤が完結する動線が整う見込みです。子育て世帯にとっては「駅直結の利便性」は大きな価値ですが、周辺住宅街の坪単価は高水準で、予算との兼ね合いが最大の論点になります(具体的な周辺相場は別記事で扱います)。
堅実系投資家にとって
物件そのものには投資できませんが、周辺マンションの賃貸需要・資産価値の下支え要因として注目する価値があります。駅の乗降客数は・に次ぐ規模で、オフィス床が約45万㎡規模で増えることは、徒歩圏の賃貸需要に中長期で効いてくると考えられます。ただし、すでに織り込み済みの部分も大きく、「今から上がる」というより「下がりにくい」という見方のほうが誠実でしょう。
地元住民(長年に住む方)にとって
工事の長期化による騒音・動線変更は率直にデメリットです。一方、中央棟西棟竣工後は駅の乗り換え動線が整理され、特に東横線・副都心線ホーム(地下5階)とJR・東急田園都市線の接続が改善されると期待されています。「昔の渋谷の雑多さが失われた」という声があることも、公平に記しておくべき事実です(個別の具体的発言は公開情報に基づく範囲で、別記事の『住民の声』で詳しく扱います)。
本記事は「全体像」に焦点を絞っていますので、未来の論点も骨格だけ整理します。詳細は別記事(交通・相場・リスク編)で掘り下げます。
5年後(〜2030年頃)
中央棟西棟が2027年度に竣工予定のため、2028〜2030年頃には3棟すべてが稼働し、駅の乗り換え動線が完成形に近づく見込みです [1]。この段階でのオフィス床供給はピークを迎え、テナント誘致競争が本格化すると考えられます。
10年後(〜2035年頃)
駅周辺では、渋谷サクラステージ(2024年開業)、渋谷アクシュ(2024年)など他プロジェクトとの回遊性がどこまで機能するかが問われます。全体での延床供給は2010年代後半からの累積でかなりの量に達しており、エリア内でのテナント奪い合いが発生するリスクと考えられます。
20年後(〜2045年頃)
東棟は竣工から25年超となり、設備更新期に入ります。鉄道会社主導の再開発であるため、通常のオフィスビルよりは長期保有・継続投資の前提が強いと考えられますが、次世代の渋谷像をどう描くかという課題が出てくる時期です。
いずれも確定情報ではなく、公開情報と一般的な再開発の経験則から導いた推測を含みます。
渋谷スクランブルスクエア・渋谷駅街区開発の全体像を一言で表すなら、「の再開発シリーズの最終ピース」です。延床約45万㎡という規模、駅直上という立地、鉄道3社共同という事業スキーム、そして2027年度竣工という時間軸 — いずれも、一般的な再開発プロジェクトの枠を超えた規模感を持っています。
一方で、本記事では誠実に記しておきたい点が3つあります。第一に、中央棟西棟の詳細な階数・高さ・用途配分など、公開情報の範囲で確認できない項目がまだ残っていること。第二に、住宅用途を含まないため、物件としての『買う/借りる』判断の直接対象ではないこと。第三に、渋谷全体でのオフィス床供給増加が、既存エリア(表参道・恵比寿・六本木など)との競争にどう影響するかは未知数であること。
それでも、渋谷駅周辺に住む人、働く人、投資する人にとって、このプロジェクトの進捗は必ず押さえておくべき情報です。次回以降の記事では、交通アクセスの変化、周辺相場への影響、住民の声、そしてリスク要因を個別に掘り下げていきます。本記事はその出発点として、全体像の輪郭を描くことを目的としました。
このページ内で読む市場分析
2026/4/25 更新
渋谷駅直上の 3 棟再開発。東棟は 2019 年開業、中央棟・西棟は2027 年度竣工予定。展望施設 SHIBUYA SKY を擁する。
発表・審議・着工・完成などのマイルストーンを時系列で掲載。
13113 内の物件・再開発を集計。
再開発 2 件がこのエリアで進行中。
おおよその位置をプレビュー表示。正確な区画はソース資料を参照してください。